新型コロナウイルスという言葉を初めて意識して聞いたのはたぶん2月初旬。
いつも以上に衛生面に気をつけながらレッスンも開催していましたが、3月に入ると小中学校、高等学校等が休校になり、vege vege vege*はグループレッスン以外はお休みすることに。その後は全クラスお休みさせていただいています。
そして、7都道府県(のちに全国)に緊急事態宣言が出された4月7日、タイミングよく「あんがとう農園」さんのお野菜が届きました。外出自粛生活が始まるその時だったので、とても助かりました。言うまでもありませんが、医療従事者、宅配便業者、スーパーマーケット、農家さん、などなど挙げれば書ききれないほどの方々に支えられて自粛生活も成り立っています。日本の日常を守ってくださっている皆さまには敬意と感謝しかありません。本当にありがとうございます。
さて、今日は、こうした非常事態に少しでも役立てていただけること、お料理が楽しくなるようなことをお伝えできることはないか考え、久しぶりに何か書いてみようと思いました。
レッスンでは事あるごとにお伝えしていることなのですが、今回はベビーリーフミックスの保存の仕方を記録してみたのでよかったら参考にしてくださいね。
①まずは浸水
効果は二つ。
・水あげ(お花の用語でありますね)すると、収穫時から水分と絶たれて喉がカラカラなお野菜がお水をごくごく飲んでシャキッと元気を取り戻してくれます。
・浸水中に、付着している泥や虫が水中に落ちてくれます。
たっぷりの冷水(真夏以外は水道水でOK。夏は冷やしたお水またはボウルごと冷蔵庫)に、1時間くらい浸けます。時間が経ちすぎるのもよくないです。忘れて寝ちゃうと次の日、水に負けて溶けちゃうコがいたりします。
②次は水切り
まず、ざるにあげます。
この時、決してお水と一緒にジャーッとボウルを逆さまにしてはいけません。
なぜって、せっかく落ちた泥をまた被せてしまいますからね🙅♀️。手で少しずつ持ち上げていったんザルに移し、再度よく洗って水を切ります。(始めからボウルに合うザルを噛ませておいてもいいのですが、その分入れられる水が少なくなってしまうので、私はあまりやりません。)
葉っぱを除いたあとの水の中に、泥がたくさん落ちていると「やったー」って思います。
③そしてドライ
お風呂上がり(笑)は必ずきちんと水気を切ってください。
お教室で、あまり道具を買うことはおすすめしないのですが、サラダスピナーはあると便利です。どこのメーカーのでも◎。なければ、ざるの上にボウルで蓋をして、シンクの中で上下に揺すってちゃっちゃっと水気を切れば大丈夫。
一度の量を欲張らずに、少しずつ数回に分けて水気を切っていきます。(大事)
水気を切ったものから、できればざるを噛ませた容器、適当なものがなければ厚手のペーパータオルを敷いた容器に入れていきます。すぐにサラダにする場合は、さらにタオルドライします。
④保存
私は、レッスンもあるのでOXOのグリーンセーバーというものを二つ体制で愛用していますが、これがなくても大丈夫です。大切なのは、葉っぱが直接水滴を浴びないようにすること!なのです。このようなベビーリーフやハーブなど小さくて柔らかい葉っぱはとても繊細です。水滴がついたまま冷蔵庫に入れてしまうと、寒さに凍えて、変色してしまいます。(レッスンでは、皆さんも濡れたまま冷凍庫に入れられたら寒いでしょう?ってお話します。笑)
私は、このグリーンセーバーのカゴに、さらにキッチンペーパーを敷きます。(通称敷布団)
まだ終わりではありません😆
サラダスピナーで水気を切ったベビーリーフたち、部分的に水分が残っています(実は、この少し残った水分も長生きのために必要です)。そして呼吸をしていますので、このまま密閉すると、見覚えがある方も多いと思うのですが、蓋に水滴がたまります。そのたまった水滴が葉っぱに戻らないように、蓋をする前にさらにペーパーをのせてあげます。(通称掛け布団です笑)
この上下のペーパーが、”水滴の行き場”となるだけでなく、間接的にミストとなって葉っぱを生き生きとキープしてくれるのです🚰
ここまでやって初めて蓋をして冷蔵庫へ保存します。
私は、このあとマスキングテープに日にちを書いて容器に貼ってから。です!(メモ魔なので)
いったいどれくらい日持ちするのか、またご紹介しますね。
まきこ。